3度のメシよりスノボ(スノーボード)が好きなジョシュアです。
1月〜4月の4ヶ月間、関東の某スキー場で住みこみのバイトをしました。リゾバ(リゾートバイト)ってやつです。
リゾバをする理由として
- スキー・スノボがうまくなりたい
- 友達が作りたい
- お金を貯めたい
- 現実逃避をしたい
なんかがあると思いますが、人それぞれ違うと思います。
僕の場合、ほぼ100%スノボ上達のためでした。
今回は、4ヶ月のリゾバで感じたこと、メリット・デメリットを、スノボがうまくなりたい人の目線で語りたいと思います。
リゾバをした理由
山ごもりをすることが夢でした。
月に2、3回、都内からスキー場に通っていたんですが、通いでスノボを上達させることに限界を感じていました。
「これはもう山にこもるしかないな」とずっと思っていました。
仕事を辞めたタイミングで「これはチャンス」と思い、リゾバで夢を実現させました。
リゾバでの2つの目標
4ヶ月のリゾバに2つの目標を設定しました。
1. スノボを上達させる
具体的にはキッカーでグラブをきめながら360°ができるようになること。
リゾバ前の僕のレベルは、小さなキッカーでなんちゃって180°ができるくらいでした。グラブもなんちゃってレベル。
2. スノボ友達を作る
みんな一度はスノボにハマりますよね?
でも、アラサーになるとみんなスノボ離れしていきます。少なくとも僕の周りはそうでした。
- 時間と金がかかりすぎる
- 怪我をして仕事ができなくなるのが怖い
やらなくなる理由も分かります。
でも、そんなことを気にしないほどスノボにハマっている友達がほしかったんです。自分のように。
リゾバの環境
住居
- 家賃、光熱費は無料
- スキー場近くのシェアハウス
- 5畳の部屋に2段ベッドが2つある、4人で部屋
- スキー場まで徒歩5分
- ホテルの大浴場を利用可能
タコ部屋でしたが、ベットにカーテンが付いていたので、最低限のプライベートはありました。最初は辛いかなと思いましたが、気の合う仲間だったので、楽しく過ごせました。
スキー場のホテルから雪道徒歩5分のシェアハウスで、10名位の人達との共同生活です。
同じバイトでも女性の待遇は違っていて、ホテルの2人部屋を2名で使わせてもらってました。
ホテルの大浴場は気持ちよかったんですけど、往復の雪道がめっちゃ寒かったです。
食事
3食無料です。ホテルでお客さんに提供している余りをいただいてました。特別おいしいわけでもなく、まずいわけでもない感じ。
栄養面に関して少し気になったので、毎日マルチビタミンをとって補っていました。
あと、メニューがローテーションになっているので飽きてきます。休みの日になると、みんな外でおいしいものを食べてました。
仕事内容
「ディガー」という仕事をしていました。
スノーパークのアイテム設置・整備、安全監視などをする仕事。スキー場の土方的存在。
拘束時間はめちゃめちゃ長いんですが、実際に働いているのは4時間くらいでした。それ以外の時間は、ジャンプの練習をしているか、「詰所」と呼ばれるところで同僚とまったりしてました。
ただアイテム設置がある日は例外です・・・。
以下でもう少し掘り下げます。
パークの整備
パークの整備は、1日3回。各1時間かからないくらいです。
オープン前の整備 | 07:00〜08:00 |
昼の整備 | 12:00〜13:00 |
クローズ後の整備 | 17:00〜18:00 |
パークの巡回
交代制のスノーパーク巡回は、1日は2回。
壊れたアイテムを直したり、怪我をしているお客さんを発見したら、パトロールに無線で連絡していました。
ゲレンデ巡回、コース管理、怪我人搬送などの仕事
アイテム設置
月2、3回位ある新アイテムの設置や、不要なアイテムの撤去が超絶辛かったです。
スキー場クローズ後の作業なので、真っ暗で極寒の中での作業になります。寒さに震えながらの力仕事はマジでキツい!
休み
シフト制で、週に1回の休みがもらえました。急用や具合が悪くなったときには、他のメンバーと交渉して代わってもらったりしました。
ここだけの話、休みの売買もありました。笑
給料
日給4千円とお小遣い程度。貯金が減りまくることを想定していたんですが、減るどころ貯まりました。
コンビニで酒とお菓子を買ったり、たまに外食することぐらいしか出費はありませんでした。
自分次第では、全ての給料を貯金にまわすことも不可能じゃないと思います。
立地、アクセス
山奥にあるスキー場なので、電車はありません。バスはあったのかもしれませんが、みんな車持ちだったので情報入ってきませんでした。
車がないと何もできないような土地で、最寄りのコンビニまで車で30分。
なので、お菓子や酒の買い出しに行くときは、みんな買い溜めしてました。
その他
スキー場のシーズンパスがもらえました。
仕事で使うのはもちろん、休日でも使用可能だったので、シフトが入っていないときは、キッカーでひたすらジャンプの練習をしていました。
リゾバの5つのメリット
- スノボが自然とうまくなる
- スノボ好きの友達ができる
- スノボの大会を間近で見れる
- 異性との出会いがある
- お金が貯まる
1. スノボが自然とうまくなる
周りのメンバーがうますぎるので、その基準に合わせて背伸びしながら滑っていると勝手に上達します。
また、整備をするときには「レイキ」と呼ばれるアルミ製の長いシャベルのようなものを持ちながら移動するので、通常滑走の安定感がやたら向上します。
2. スノボ好きの友達ができる
自分をかなりのスノボフリークだと思っていましたが、大きな間違いでした。ディガーにはスノボ狂いしかいませんでした。笑
毎日苦楽を共にするので、自然と仲良くなれます。
3. スノボの大会を間近で見れる
フリースタイルに特化したスキー場ということもあり、大きな大会が2度開催されました。
日本トップレベルのスノーボーダーのジャンプを間近で見ることができてテンション上がりまくり!
ホテルの大浴場で憧れの選手と遭遇したときの感動は、言葉で言い表せられません!笑
4. 出会いがある
スキー場という狭いコミュニティーの中にずっといるので、従業員ほとんどのメンバーと挨拶を交わすようになります。
気になる異性がいたら挨拶だけで終わらせずに積極的に話かけましょう。きっと相手も毎日暇しているはずなので、ご飯くらい付き合ってくれるはず。笑
僕の周りでは、5組のカップルが成立しました。そのうちの一組はなんと結婚しちゃいました!
5. 金が貯まる
上の「給料」でも話ましたが、外食、買い物以外の出費はほとんどないので、貯金できます。
ディガーの給料はたったの4千円でしたが、他のバイト(レストラン、売店、インフォメーションセンターなど)はまともな給料をもらっていたので、結構貯まったはず。
リゾバの3つのデメリット
- 疲れがとれない
- スノボに飽きてくる
- みんなうますぎて劣等感を感じる
1. 疲れがとれない
これはディガーに限った話だと思いますが、アイテム設置などハードな仕事が続くと疲れがとれません。
そうゆうときは無理してスノボの練習をせずに、ゆっくりしたほうがいいです。
疲れた状態で無理しても上達しないし、怪我の元になるので。
2. スノボに飽きてくる
これは意外な盲点だったんですが、どんな好きなことでも毎日やってると飽きるみたいです。都内から通いで行っているときは、飽きることなんて絶対なかったのに。
「少し飽きてきたなー」と思ったら、しばらく止めることをオススメします。
3. みんなうますぎて劣等感を感じる
みんな本当にうまかったです。
プロを目指していてる人、スポンサーがついてる人なんかもいました。それにローカルの人もめっちゃうまかった。
負けず嫌いな僕としては、圧倒的な実力差に劣等感を感じずにはいられませんでした。変にガチすぎたんだと思います。笑
まとめ
こんな人が向いている
- スキー・スノボがうまくなりたい
- 友達がほしい
- 異性との出会いがほしい
- お金を貯めたい
- 非日常的な刺激がほしい
- ゆっくりしたい
自分次第でいくらでもうまくなれますし、友達は勝手にできます。
異性との出会いのチャンスはたくさんあるので、これも自分次第でどうにでもなります。
職場も人も全てが新しい環境になるので、刺激的な毎日が送れること間違いなしです。
あと、ディガーでは無理ですが、楽な職種を選べばゆっくりした毎日が送れるます。レストラン勤務の友達から「仕事が楽すぎ」と自慢されました。
4ヶ月の結果
- キッカーで「360°」「グラブ」ができるようになった
- 同じ感性を持った友達ができた
- 小金をためることができた
自分が想像していたよりもうまくなれました。スノボの上達を求めるなら、ディガーは本当にオススメ!
目的達成できたし、リフレッシュできたし大満足の4ヶ月間でした!
それに一生の宝になる友達と思い出ができました!
さいごに
いかがだったでしょうか?
リゾバに興味があって、それを実現できる時間を作れることができるなら、一度は経験してみることをオススメします。
週末のみ、短期だけでもできるみたいです。
「あのときやっておけばよかった〜!」と後悔しないように、できるときにやったほうがいいですよ。
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