【レビュー】アークテリクス「べータSL ハイブリッド」を徹底解説

アークテリクス ベータ SL ハイブリッド ジャケット レビュー

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今回はアークテリクスのマウンテンパーカー「ベータSL ハイブリッド」のレビューです。

「ベータSL ハイブリッド」は、私が今まで購入したこの手のジャケットの中では最高級なファッションアイテム。税抜きで5万円もするので正直かなり悩みました。

そんな高価な「ベータSL ハイブリッド」購入したその理由や、実際に着用してみて感じたなどことを徹底解説していきます。

どうしても「ベータSL ハイブリッド」がほしかった!

ベータSLコーデ1

出典:instagram(@hirotaguchi)

ゴアテックスのマウンテンパーカーはずっと欲しいと思っていました。

理由としては

  • タウンユースやジムで着てカッコイイ
  • バイクや自転車に乗るときにレインコートとして使える
  • スキー、スノーボードなどウインタースポーツのウエアとしても使える

など、見た目と実用性に優れている点です。

そんな中、調べ尽くしてたどり着いたのがアークテリクスの「ベータSL ハイブリッド」でした。

ゴアテックスの防水性と透湿性はもちろん、立体的なフォルムと左胸にあるアークテリクスのブランドロゴが超カッコイイ!

ただ気になるのはその価格だけ⋯。税抜き5万円のマウンテンパーカーなので、衝動買いで買えるような代物ではありません。

こう考えるとそんなに高くない?

アークテリクス東京の店舗外観

出典:Arcteryx

「このマウンテンジャケットは本当に必要なのか?」
「5万円に見合う価値はあるのか?」

そう自問自答しながら数週間悩んだ結果、2つの理由で自分を納得させました。

  • その気になれば一年中着れる
  • 売ればお金になる

春、秋はベビロテするとして、夏でもクーラーが効きすぎている環境なら活用できるし、冬でも中にセーターやフリースを着れば使えるし、スノーボードウエアとして活躍できる。

もし、不要になったとしたらヤフオク、メルカリなどのネットオークションに出品すれば3〜4万円位は戻ってくる。(中古相場を確認しましたよ)

「一年中着れて、いらなくなったら半額以上で売れる⋯ これはもう買いでしょ!」

そんな結論にいたりました。

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「ベータSL ハイブリッド」とは?

アークテリクスのジャケットは、「着丈」+「生地」で構成されていて、名前からどうゆうジャケットなのかがわかります

「ベータ」+「SL」+「ハイブリッド」
=「お尻が半分隠れるくらいの着丈」で「軽量化モデル」の「ハイブリッドモデル」のジャケット

ということです。詳しくは以下で解説しています。

「BETA(ベータ)」は丈の長さを示している

THETA(シータ) お尻が余裕を持って完全に隠れる
ALPHA(アルファ) お尻がちょうど隠れる
BETA(ベータ) お尻が半分くらい隠れる

「SL」は生地の機能性や耐久性を示している

SV(Severe) 自然環境が最も過酷なコンディションを想定した最高峰のモデル
AR(All Round Use) 一般的なアウトドアアクティビティーに必要かつ補強をプラスしたオールラウンドの汎用性の高いモデル。
LT(Light) 高機能と耐久性を確保しつつ機能を最小限に抑えることで軽量化を追及したモデル。
SL(Super Light) 極限まで軽量化を施したモデル。薄く軽く、しなやかで、コンパクトに収納することができる。

生地の厚さは、 SL < LT < AR < SV といった感じです。

「ハイブリッド」は「ベータSL」ハイブリッドモデル

通常モデルである「ベータSL」に、肩と袖下に補強が施され、ベンチレーションが追加されたものがハイブリットモデルです。

ジャケット全体のゴアテックス生地とは違うゴアテックス素材が使用されていながら、補強されているからといってジャケットが重くなるということもなく、通常モデルである「ベータSL」とほとんど変わらない重量になっています。

肩と袖下が補強されている理由は、バックパックの擦れによる摩耗対策です。

登山などではしっかりとした装備が必要なので、重いバックパックを背負い、ジャケットへのダメージも大きくなってしまいますが、このハイブリッドモデルであれば、軽さをそのままに補強が施されています。

▼これが通常モデルの「ベータSL」

「ベータSL ハイブリッド」の着用レビュー

前置きが長くなりましたが、いよいよレビューです。

購入したものは、ベータSL ハイブリッドのブラックのXS。

「ベータSL ハイブリッド」の外観

▼文句の付けどころがないほどカッコよく、完璧なマウンテンパーカーだと思ってます。

アークテリクス べータSL ハイブリッドの正面

▼背面から見えるフードの形が好きです!

アークテリクス べータSL ハイブリッドの背面
 

サイズ感

カナダブランドで欧米人規格なだけあって、サイズが大きく袖が長いです。

僕は身長170cm、体重60kgなんですが、ちょうど良いサイズはXSで、Sだとやや大きすぎる印象でした。

ちなみに、ベータSLの通常モデルも試着してみたんですが、Sで丁度よかったです。ハイブリッドのXSくらいのサイズ感でした。

サイズXS/TP

ベンチレーションが使える

ゴアテックスの高い透湿性といえど、暖かい日に着用していると汗をかいて蒸れます。

そんなときにベンチレーションを開けることで通気性がよくなり快適になります。

このベンチレーションがあることで幅広い次期に対応できると思います。

少し高価なハイブリッドモデルを選んだ理由は、このベンチレーションが欲しかったからなんですが、この選択に間違いはなかったです。

べータSL ハイブリッドのベンチレーションが閉じている状態べータSL ハイブリッドのベンチレーションが開いている状態

▲欲を言うと、ただ切れ目が入っているだけではなく、スノーボードウエアのベンチレーションの様に、メッシュ生地になっていればなーと思う……

ゴアテックスの防水性と透湿性

当たり前なのかもしれませんが、ゴアテックスの防水性と透湿性にスゴイ

次の条件下で使いましたが、快適すぎて感動したくらいです。

  • 雨の日にバイク運転
  • 雪の降るゲレンデでスノーボード

▼表面に付着した水滴が玉状になってはじいてくれます。普通のレインコートで感じた蒸れの不快感がなく快適です。

ヘルメットをしたままフードが被れる

へルメットの上から被れるフードが本当に便利です。顔の横にあるゴム紐を引っ張ることでキツさを調整することができ、雨の侵入を防いでくれます。

バイク乗り、スノーボーダーにとって本当に嬉しい機能です。

ヘルメットを着用したままフードを被る

出典:Arc’teryx

ジッパーが噛むことがある

このジャケットの唯一の欠点だと思っているのが、ジッパーが噛むことがあること。

急いでいるときに噛まれると本当にイラっとするんですよね。

そこで僕が編み出しました防止策2点を紹介します。

  • ゆっくりジッパーを閉める
  • 中指をツッコミながらジッパーを閉める

後者の方は慣れば素早くジッパーを閉めることができます。これによりジッパーが噛むことはなくなり、僕の中でこの欠点は解消されました。

アークテリクス べータSL ハイブリッドのジッパーが噛んでいる状態
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アークテリクスのジャケットを使ったコーディネート

黒コーデ

ザ・ミニマリストといった感じがしていいですねー。

ベータSLハイブリッドを着用出典:Ameblo

アークテリクスジャケットを使った黒コーデ1

アークテリクスジャケットを使った黒コーデ2

アークテリクスジャケットを使った黒コーデ3

出典:WEAR(zizi701)

おしゃれコーデ

ジャケットの中にYシャツやセーターを着ることで、マウンテンパーカーがこんなにもオシャレコーデなるんですね。

アークテリクスジャケットを使ったオシャレなコーディネート

出典:Instagram (@freaksstore_koga)

Yシャツとセーターを使ったアークテリクスジャケットのオシャレなコーディネート

出典:j.crew

その他のコーデ

夏の暑い季節にも何かと重宝しそうですね。

アークテリクスジャケット(ブラック)を使った外国人のコーディネート

出典:楽天

アークテリクスジャケット(ブルー)を使ったシンプルなコーディネート

出典:楽天

 

おわりに

いかがだったでしょうか?

「ベータSL ハイブリッド」は、薄くて軽いのにゴアテッスの防水性と透湿性を兼ね備え、さらに見た目も超クールな完璧なマウンテンパーカーだと思います。

購入してまったく後悔していません。このジャケットのおかげで生活がより快適になりました。最近はバイクを乗るときや、タウンユースとして毎日のように着るくらい気に入っています。

安い買い物ではないですが、一年中着れて、売れば半額以上戻ってくると考えればコスパは悪くないのではないでしょうか。

購入を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

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