最近、カービングを極めたくなってきたスノーボーダーのジョシュアです。
先週に引き続き、またもや試乗会に行ってきました!
目的は完全にデスペラード(以下、デスペ)!今回はデスペしか乗っていません。笑
前回の試乗会以来、デスペのことばかり考え、デスペの情報収集ばかりしていました。
あのキレッキレのカービングに完全にハマってしまいました…
この記事では、試乗会で乗った3種類のデスペについてレビューします。
- デスペーラードに興味がある人
- ハンマーヘッドの板を検討している人
- デスペラードのどのタイプにするか悩んでいる人
そんな人にぜひ読んでもらいたいです。
目次
目的は完全にDesperado
今回の目的は、3種類の全てのデスペに乗り、どれが自分に合っているのかを確かめることでした。
高価な買い物になるので、失敗はしたくないですよね。
自分に合ったデスペを手に入れて、この動画のよに、身体が雪面につくほど板を立てたカービングがしてみたい!
New Model ドリームゲート試乗祭
苗場スキー場で行われた、F.JANCK、LIBERTY、ONE MAKE、FUSO SNOWBOARDが主催のスノーボード試乗会です。
いつもお世話になっている神田のF.JANCKさんから申し込みました。
とりあえず、お目当のデスペに乗るべく、Grayのブースを探し回りました。
ない!
あると聞いていたGrayのブースを見つからない。
「まさかデマだったのか…?!」
と絶望しかけた思ったその時!
ついにデスペを見つけた!
こうやってデスペが並んでるとめちゃめちゃカッコイイ!
このときをどれだけ待ちわびたことか。
さーて、どれから乗ろうかなー。
Desperado Ⅲ
まずはカーボンとチタンが採用されていないノーマルデスペから乗ることにしました。
「普段のビンディングの設定はダックなので、前振りに慣れていない」とクルーに伝え、設定は以下のようになりました。
F:18/R:-3
外観
▼表面はダークグレーにラメが入っていてキラキラしています。エッジ部分はピンクっぽいカラー。
▼ソールは黒ベース、ノーズ部分は黄緑で、切り抜きのGrayロゴ。このノーズのカラーは、サイズによって区別されています。
仕様
Ⅲ:板のサイズ(1570mm)
定価:¥89,000(税抜)
乗ってみた感想
前回の試乗会で乗った「Desperado ⅢW Tic」との比較すると、
- Ticよりも軽い
- Ticほどエッジが雪面に噛まない
- Ticほどカービングに特化してはいない
と感じました。
でも、前回はシャバ雪で、今回はアイスバーン。 正直、比較することが難しかったです。
Desperado Ⅲ Ti Type R
ノーマルでスペの次は、今回一番のお目当であるType R!
テンションぶち上がります!
外観
▼ノーマルデスペ同様、エッジ部分はピンク。それと同じカラーでノーズ部分に「Gray」とあります。
▼表面はソールに使わる素材が使用されている(?)とかで、マッドカラーの渋いルックス。独特の手触りがいい感じで、最上位モデルの魅力的を存分にアピールしています。ただ、この素材は雪が付着しやすいとのレビューを見かけたので、実際はどうなのか確認してました(後述します)。
▼他のモデルは、サイズによってノーズ部分の色が区別されていますが、Type Rはこのピンクで統一されているようです。できれば表の縁の色とソールの色を合わせたいですよね。きっとType R購入へ導かせるために、こういったカラーリングにしているんでしょう…
仕様
- Ⅲ:板のサイズ(1550mm)
- Ti:チタン
- Type R:なんのR?
- 定価:¥149,000(税抜)
乗ってみた感想
さすがは最上位モデル!
アイスバーンでもエッジがしっかりと雪面を噛んでくれ、チタンによって衝撃を吸収されているので、脚への負担をかなり軽減してくれます。
エッジを立てれば簡単に曲がってくれ、ターンをするたびに加速する感覚が本当に気持ちいい!
先行動作をしっかりすれば思い通りに曲がってくれ、今までとは別次元のカービングを体験しました!
まさにデスペラード(無法者)といった感じのゴリゴリ感で、とんでもないポテンシャルを感じました!
▼少し残念な点はこれ。レビュー通り、表面に雪が付着しやすいということ。カービングをしているときは気になりませんでしたが、3分間くらい片足スケーティングしたら、ガッツリ雪が付き、手で払っても簡単に取れませんでした。
Desperado Ⅲw TiC
前回の試乗会でも乗ったデスペTiC。
ワイド幅の「w」ではないノーマル幅のモノが乗りたかったんですけど、用意されていませんでした。
外観
▼左がtype Rで右がTiC。この画像からはわかりづらいですが(下段の画像は分かりやすいです)、TiCはいかにも「カーボン使ってるぜ」ってイメージの外観になっています。エッジ部分はノーマルデスペと同じく蛍光オレンジ。ノーズ部分の「Gray」の文字は白。
▼ソールは色はノーマルデスペ同様、サイズによってカラーが違います。
仕様
以下のように製品名で仕様を表現しているようです。
- Ⅲ:1576mm
- w:ワイド幅
- TiC:チタン + カーボン
- 定価:¥129,000(税抜)
乗ってみた感想
チタンの強さと、カーボンの高フレックスがハイブリッドされた板のTiCですが、ハンマーヘッド初心者としては、一番乗りやすいと感じました。
ノーマルデスペとtype Rのいいとこどりといったような乗り心地です。
結局どれが一番よかったの?
どれもいい板でしたが、一番ほしいと思ったのはType R。
理由としては、チタンの塊に乗っているという、ゴリゴリ感!カービング性能にとことん振り切ってる潔さ!
自分の伸びしろを引き出してくれそうなポテンシャルを感じたこと!あとは見た目!笑(これ超重要!)
こんな人にオススメ
どれもカービング中級者以上でしっかり板を踏み込めることは前提です。
デスペにたどり着く人は、カービングを極めたい人はだと思います。
以上をふまえて、タイプ別にこんな人にオススメしたいです。
Desperado
- ハンマーヘッド初心者
- 比較的安価でデスペを所有したい人
- ラメのデザインが好きな人
Desperado TiC
- カーボンのフレックスが好きな人
- type Rは硬すぎると思う人
- TiCのカーボンっぽいデザインが好きな人
Desperado Ti Type R
- 裏と表のカラーを合わせたい人
- マッドブラックの渋いデザインにやられてしまった人
- どうせならケチらずハイエンドモデルにすればよかった…と後で後悔したくない人
- 下の動画のようなキレッキレのカービングをしたい人
おわりに
いかがだったでしょうか?
上のtype Rのオススメの人については、全部自分のことです。笑
僕はtype Rでいこうと思います!
あなたはどれにしますか?