フィリピン語学学校でのインターンシップの契約期間は6ヶ月間でした。
契約が切れる少し前に、韓国の本社から僕あてに社長(韓国人)から電話がありました。
(めずらしいなー なんだろ?)
「君さぁ 社員として働いてみる気はない?」
目次
社員への勧誘の理由
いきなりだったのでかなり驚きました。
でも、日本へ帰ってもやることが決まってなかったので、まぁいいかと思い
「はい、やります!」
で、いきなり日本マーケットの責任者に任命。笑
社員への勧誘の理由は、学校が提携していた日本の留学エージェントとの独占契約を解消したことにありました。
それまでは、その留学エージェントに日本マーケットの全てを委任していたんですが、関係を切ったことにより代行してもらっていた仕事を誰かが引き継がないといけないということ。
社員になったメリット
給料がもらえるようになった
- 月給 1500USD
- 日本マーケットの売り上げの歩合
半年間無給でやっていたので、貯金は減るいっぽうでした。
お金がもらえることはすごく嬉しかったです。
インターンのときと同じく、家賃、食事は学校が無料で提供してくれました。
フィリピンは物価がめちゃくちゃ低いので、1500USDでもけっこう貯金することができます。
学校運営に口をはさめるようになった
その学校での日本人の割合は40%ほどを占めていました。
日本人生徒をとれる環境を作るのも僕の仕事なので、学校のシステムについて発言できるようになりました。
つまり、日本のニーズに合わせて学校を変えることができたということです。
例えば
- 韓国料理が多すぎるから日本食の割合を増やしてほしい
- 教材Aは日本人好みじゃないから教材Bを使ってほしい
- このプログラムは日本にニーズがあるから採用してほしい
といった感じ。
ちょっと前までただのインターン生だったのに、外国人社員にアレコレ言えるようになった。
これにはやりがいを感じましたよ。
社員になったデメリット
授業を受けられなくなった
インターン生の頃は給料の代わりに授業を受けさせてもらっていたんですが、給料が発生したことにより授業が受けられなくなりました。
「講師が空いているときは授業を受けてもいいよ」と言われていたんですが、そんな余裕ありませんでした。
大きな責任がのしかかってきた
いきなり日本マーケットの責任者に任命されました。
理由は学校が提携していた日本の留学エージェントとの独占契約を解消したことにあります。
それまでは某留学エージェントに日本マーケットの全てを委任していたんですが、関係を切ったことにより代行してもらっていた仕事を誰かがやらないといけなかったということです。
仕事がめっちゃ増えた
インターンのときは、1つのエージェントとのやりとり、学校に来た学生の管理、ブログやSNSなどで情報発信をすることが主な仕事だったんですが、それに加えて・・・
- 日本の全ての留学代理店とのやりとり
- 請求書などの作成
- 入出金の管理
- 留学エージェント、大学、英会話教室へ学校の売り込み
- 日本に帰国して学校のPR活動(営業)
などなど、仕事相手が日本マーケットそのものになったので、定時で仕事を上がれる日はなくなりました。
インターン生を雇った
僕の権限でインターン生を雇うことがきました。
というのも、仕事量が多すぎて一人でこなすのは物理的に不可能。
これによりSNS更新や生徒の管理などは、インターン生に任せることができたので、仕事に集中できるようになりました。
さいごに
いかがだったでしょうか?
僕は海外で働くことは夢の一つだったので、一つ夢を叶えることができました。
フィリピン語学学校でインターンから社員になる話は、他の学校でも聞いたことがあるので珍しいことではないかもしれません。
インターンもいいですけど、仕事として働いたほうが全然おもしろいですよ。
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