エンジニアを1年で辞めて、営業になったジョシュアです。
SES営業を始めてから1年経ったので、感じたメリット・デメリットをまとめてみました。
一概にSES営業といっても、会社によって業務内容が異なるので、その点を踏まえて読んでもらえればと思います。
目次
SES営業をやって感じたメリット
メリット①:過去の経験が活かせている
自社エンジニアや協力会社(以下、パートナー)の担当営業と連絡を取り合うことが日常業務であるSES営業。
僕の場合、過去の以下経験が役に立っています。
水商売での営業経験(BtoC)
ホスト時代、お客さんを店に呼ぶために、並行して複数のお客さんに電話やメールで営業していました。その経験がSES営業でなにげに役に立っています。
留学業界での営業経験(BtoB、BtoC)
海外の語学学校に勤めていたとき、留学エージェントとやりとりをしていた経験や、現地で留学生をマネジメントしていた経験が、SES営業との業務内容に似ていて役に立っています。
エンジニア経験
エンジニア経験はわずか1年ほどですが、未経験者と比べれば、IT業界のこと、IT専門用語、エンジニア心理などが少しは理解でき、アドバンテージになっていました。
メリット②:人としての成長を感じる
仕事を進めていくうえで、パートナー、エンジニア、それに営業部内の人達と密にコミュニケーションをとることが必須なSES営業。
人間力が高まっていく気がしています。勘違いかもしれませんが。笑
メリット③:そこまで辞めたくならない
あれだけ辛かったエンジニア。アサインされた現場に恵まれなかったのもあるけれど、「いつまでも仕事を続けられるのか?」と自問自答していました。
SES営業は、稼働が高くてうんざりするときはあるけど、なんだかんだで嫌いな仕事ではないと思っています。忙しくて余計なことを考える暇がないのかもしれませんが。笑
メリット④:給与が上がった
エンジニアは未経験だったので、最低給与でしたが、転職して営業になったことで給与が上がりました。
また、ある程度実績が出たのちに、会社へ昇給交渉した結果、給与をアップすることができました。
SES営業をやって感じた3つのデメリット
デメリット①:残業が多い
うちの会社では、営業部はずば抜けて稼働が多く、200時間を下回ることはないです。
自社エンジニアの数と比べて営業の人数が少ないため、営業一人一人の負担が大きく、必然的に稼働が高くなる状況。
エンジニアや内定者の連絡や面談が、相手の業務後でないと対応できないことがあり、残業して対応せざるをえないこともあります。
また、定期的に行われる社内行事や懇親会などが業務後にあります。
デメリット②:業務の守備範囲が広すぎる
- エンジニアの常駐先を決める
- 営業事務
- エンジニアフォロー
- 部下のマネジメント
- 自社研修のマネジメント
大きくまとめると上記のような感じです。結構なマルチタスクとなり、優先順位を考えて効率よくやっていないと残業を強いられることになります。
他社と比べて、うちの会社の営業部は、多くの仕事を任される気がします。SES営業で転職する際には、営業に集中できる環境にある会社へ行きたいものです。
デメリット③:インセンティブがない
これは会社によって違いますが、うちの会社はインセンティブがないです。
ノルマをこなすだけで、インセンティブがない環境というのは正直やりがいを感じません。
なので、いつかインセンティブ制度を作るように会社へ交渉するか、インセンティブのある会社へ転職すると思います。
さいごに
SES営業は、特別なスキルや知識がなくても始めることができます。
結果を出せるかはさせておき、誰でも始められる仕事なので、興味を持ったら一度やってみればいいと思います。
僕も前々から興味があったので、一度やってみて、向いてなかったら辞めるつもりでした。なんだかんだ向いている気がするので、しばらくは続けてみるつもりです。