苗場の試乗会でスノーボードNEWモデルに乗ってきた

SBJ on snow FESTIVAL 2019 in 苗場

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苗場スキー場で行われたスノーボードNEWモデル試乗会「SBJ on snow FESTIVAL」へ行ってきました。

友人から誘われて急遽行くことになったので、欲しい板の下調べをしておらず、なんとなく乗りたい板に乗ってきました。

具体的には、ハンマーヘッド、パウダーボード、グラトリボード、それと自分が愛用している板の最新モデル。

この記事では、僕と友人が乗った板や、試乗会について、率直な感想をお伝えします。

SBJ on snow FESTIVALとは?

SBJ on snow FESTIVAL in Naeba

出典:SBJ

日本スノーボード産業振興会(SBJ)運営の、日本最大級のスノーボードのNEWモデル試乗会です。

過去にも「SBJ on snow FESTIVAL」に参加し、現在愛用している「ROME Agent Rocker」を購入したことがありました。

この日の苗場スキー場のコンディションはシャバ雪。

試乗した板

高速バスで行ったことと、ゴンドラが混んでいたので、4枚しか乗れませんでした。

僕が乗った板

  • Desperado IIIw Tic(GRAY SNOWBOARDS)
  • Desire(November )
  • Snowstick(MOSS)
  • National(ROME SDS)

友人が乗った板

  • Desperado Ⅳ(GRAY SNOWBOARDS)
  • CT wide(OGASAKA)
  • CT(OGASAKA)
  • Snowstick(MOSS)

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Desperado IIIw Tic(Gray)

Gray Desperado IIIw Tic

チタナルリボンという新形状+カーボン構造、それにメタルの安定感とカーボンの高反発を両立したモデルです。

ビンディングの設定は、いつもどおりの前15、後ろ-9。

人生初のハンマーヘッドだったのですが、まず感じたことが…

 

「重っ!」

「これ持って移動とか考えられん…」

 

でも、板を走らせてからはイメージが一転。

 

「カービングのキレがやばい!!」

「安定感がハンパない!!」

 

有効エッジが長いためなのか、エッジが雪面に噛むこと噛むこと。それに板の反応がすごくいい!

大きなターンはもちろんのこと、クイックなターンも容易にできる。

荒れ果てたシャバ雪のコンディションであっても、ストレスなく滑走でき、脚の負担がかなり軽減されることを感じました。

まるでトヨタのランクルで、荒れた路面を走行しているような感じ。それでいて細かい動きにも反応してくれる。

 

「これはいい!!」

 

初めてハンマーヘッドにも関わらず、大した違和感なく気持ちよく滑れました。噂のデスペは本物です。

敢えて違和感を1つ挙げるなら、普段の板よりも後ろに荷重しないといけないことくらいかな。

SNOWSTICK(MOSS)

MOSS SNOWSTICK に乗っている男性

これも人生初となるパウダーボード。

「ビンディングは絶対に前振しましょう」とスタッフの人に言われたので、言われるがままに。

普段ダックなので、最初はかなりの違和感がありましたが、すぐに慣れました。

感想としては、

  • めちゃめちゃクイックなターンができ小回りが効く
  • 思ったよりは安定感がある
  • アイスバーンの急斜面で止まらない

といったところ。

止まらないというのは、テール短いことと、慣れない前振りのセッティングが原因だと思います。

スピードが出ているときに、いつも通り速度をコントロールできないというのは怖いものですね…

パウダーではなかったので、この板の特性を活かせなかったと感じました。

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DESIRE(November )

オールラウンドボードの「ARTISTE」に乗ってみたかったんですが、丁度いい長さの板が借りられていたので、グラトリ・ジブ向けの「DESIRE」を試乗しました。

めちゃめちゃ軽く、低速時のプレスやオーリーがしやすく、小回りも効いおもしろかったです。ただ、高速時のバタつきは否めません。

荒れたシャバ雪 + アイスバーンの状況下では、脚にかなりの負担が掛かり、この板を楽しむことはできませんでした。残念!

National(ROME SDS)

ROME SDS NATIONAL

僕が愛用している「Agent Rocker」の後期モデルである「National」の最新モデル。

フィージョンキャンバーという形状で、ノーズとテールがロッカー、それ以外はキャンバーとのことです。

感想としては、

  • カービング能力が高く、カービングがしやすい
  • キャンバーの乗り心地なのに、ロッカーの良さを持ち合わせている
  • 高速時に少しバタつく

といった感じ。

以前のモデルより軽量化されたことにより、取り回しやすさは向上しましたが、高速滑走時の安定感が低下していました。

しかし、さすがはROME、オールラウンドの板としてはコスパが良く、かなりいい板だと思います。

(I LOVE ROME!笑)

友人が乗った板達

「OGASAKA CT」を持ったスノーボーダー

今期に初心者から中級者になった友人の感想です。

レベルとしては、急斜面でなんとかカービングできるくらい。

Desperado Ⅳ(Gray Snowboard)

メタル・カーボンが入っていないノーマルのデスペーラードです。

友人は普段ダックなのに、かなり前振りに設定していました。

彼の感想としては、

  • 板の重さを感じる
  • 良く曲がり、キレの良さは感じる
  • 板が言うことを聞かず、乗らされている感がある

初心者脱出レベルだとデスペは厳しいようです。

「デスペ超欲しいけど、俺にはまだ早い」って嘆いていました。笑

OGASAKA CT ワイド

安定感は感じるがコントロールしづらく、カービングがもっさりしてると言ってました。

OGASAKA CT

ワイドに比べて抜群に乗りやすく、「これ欲しいけど、デザインがださいなー」と言ってました。

MOSS SNOWSTICK

見た目に一目惚れしたらしく、乗り心地も絶賛してました。

おわりに

いかがだったでしょうか?

自分の板を持っていったのにも関わらず、結局一回も乗らず、移動中の筋トレ用具となっていました。笑

今回いろいろな板を試乗させてもらいましたが、一番気に入ったのはデスペラード!

翌週にも苗場で試乗会があったので、そのときにでデスペラードを乗り倒してきましたよ。


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